偏差値40台から医学部に現役合格するには?独学でも可能?医者になりたい人必見!
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医学部に合格したいと強く願っていながら、偏差値40台という現状に悩んでいる医学部志望者は少なくありません。
本コラムでは、偏差値40台からでも医学部合格を実現するために必要なノウハウを整理していきます。
できうる限りの情報収集を行い、偏差値40台からの医学部合格への道筋を立てていきましょう。
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偏差値40台から医学部を目指すのは難しい?
偏差値40台からの医学部合格は不可能ではありません。
ただし、最難関学部の医学部への合格を実現するには、相当の努力と覚悟が求められることは間違いありません。
医学部合格に必要な偏差値についてチェックしてみると、私立大学の最低ラインは偏差値57.5-60.0、国公立大学では偏差値62.5-65.0となっています。
つまり、現状から偏差値を20近くアップさせなければ医学部への合格が難しい状態です。
高いハードルであることは事実ですが、一方で合格の可能性はまだ残っているとも言えます。
以下にて、現役生と浪人生それぞれの立場から医学部合格までの具体的なプロセスを考えていきましょう。
現役生
高校1年生
1年生であれば、正しい学習方法とスケジュールを理解して実践することから始めましょう。
医学部合格の可能性はまだ残っていると考えて問題ありません。
学校の授業を除いた勉強時間の目安は平日3-4時間、休日5-6時間です。
医学部合格に必要な学習量は決して少なくないこと、そして偏差値50に満たない現状の学力を自覚し、正しい学習方法を実践することが何よりも大切です。
勉強時間を確保すると同時に、正しい学習方法をしっかり身につけてください。
高校2年生
2年生であれば、逆転合格ができるギリギリのラインにいることを自覚しましょう。
少しでも気を抜くと、偏差値40台からの逆転合格の可能性が一気に消えてしまいます。
平日5-6時間、休日10時間が医学部合格の可能性を残す最低ラインの勉強時間です。
学校行事や部活動を言い訳にせず、徹底的に勉強時間を確保してください。
わずかな「甘え」により逆転合格が一気に霞んでしまう覚悟で受験に臨みましょう。
高校3年生
3年生であれば、睡眠を除く全ての時間を勉強時間にすることが医学部合格への唯一の手段です。
平日8時間、休日15時間を全て勉強時間に充ててください。
規則正しい生活習慣をキープし続け、一切の娯楽を排除した受験生活を送ることで、偏差値40台からの逆転合格の可能性がわずかに残ります。
医学部に合格する受験者の多くは、3年生の段階で偏差値60-70台に分布しています。
合格者層との大きな差をしっかり自覚して、文字通り「背水の陣」で学習に臨むことが最も重要です。
浪人生
浪人生であっても、3年生と同じ覚悟で勉強を行う必要があります。
浪人生は現役生に比べ時間の使い方の自由度が高いため、より多くの時間を学習に費やすことが可能です。
最低限の睡眠時間、食事、入浴、そして出願書類の作成等を除いた全ての時間を学習に充ててください。
ストイックに、そして正しく勉強だけを行い続けることで、医学部合格のわずかな可能性を掴みにいくイメージです。
現状からの大逆転のためには、プライドを捨てて医学部受験の専門家を頼ることが欠かせません。
大きく偏差値を向上させるためには「できることを全てやる」「スケジュールを徹底的に順守する」の2点を1年間守り通すことが必須条件です。
医学部受験で偏差値40台とはどんな状態?
本章では、偏差値40台とはどんな状態かを整理します。
偏差値40台の受験生の特徴は次の3つで表せます。
・教科書レベルの公式や基礎知識を暗記していない
・正しい学習方法を理解し実践できていない
・根本的に勉強時間が足りていない
医学部を目標としていること自体はとても良いことですが、偏差値40台というのは大学・学部別の対策以前のレベルです。
「難関大向けの応用問題を中心とした実践演習」や「医学部の過去問演習」といった学習方法は、偏差値40台の人にとって正しいとは言えません。
まず、偏差値50を超えない間は教科書レベルより先の学習は非効率です。
教科書レベルの公式や知識を網羅していれば、標準的なレベルである偏差値50は超えているはずです。
学校の授業を蔑ろにしていたり、そもそも自学自習が足りていなかったりすることが、偏差値40台から脱却できていない原因として考えられます。
勉強時間は十分なのに成績が上がってこない場合は、正しい学習方法を実践できていないことが原因かもしれません。
例えば、複数の参考書に手を出していたり、まとめノートを作りこむことに時間を割いていたりするケースです。
学習習慣があるのに成果につながらないのであれば、現状に合った正しい学習方法ができていないことが偏差値40台という現状の原因です。
偏差値40台から医学部に合格するために必要な事
偏差値40台からの医学部合格を実現するため、具体的に実践すべきことは何でしょうか?
自身の立ち位置を受け止めつつ、以下3つのポイントを理解して、医学部合格の可能性を少しでも大きくしましょう。
基礎的な参考書1冊に絞り、別の参考書に一切手を出さない
非常に高い目標である医学部ですが、偏差値40台の人がまず目指すべきは「偏差値40台からの脱却」です。
教科書レベルの公式や基礎知識を暗記できていない偏差値40台の現状は、実践的な問題演習や医学部に特化した学習をするタイミングではありません。
応用問題に手を出しても、復習のときに解答・解説を理解できない状態になります。
応用問題の解答・解説は、基礎が固まっている人向けに書かれていることが多いため、基礎的な公式や知識が省略されています。
そのため、偏差値40台の人が読んでも独学では理解しづらい内容となっています。
偏差値40台という現状レベルに沿った学習方法は、ハイレベルな参考書や医学部受験用の問題集よりも、教科書や基礎的な参考書を用意することです。
加えて、偏差値50を突破するまで「1冊と心中する」覚悟で反復学習を行うことを徹底してください。
医学部合格に向けて偏差値40台から脱却するには基礎を完璧にするしかありません。
そのためには必要なことは、優れた教材をじっくり時間をかけて選ぶことではありません。
基礎レベルの教材を時間をかけて繰り返し理解を深めることが今できる最善のアクションです。
同じ教材を最低でも5周繰り返し、公式や用語を徹底的に暗記してください。
基礎レベルとして求められている単純な知識量をしっかり定着させるだけでも、偏差値50を突破することが可能です。
医学部合格に向けた第一歩として、泥臭く反復学習に向き合う時間を確保してください。
受験のプロに頼る
医学部に合格する人の多くは独学を選ばずに予備校などを活用しています。
医学部受験に精通したプロの力を頼ることで、合格までの最短ルートをコーディネートしてもらっています。
独学でも偏差値60を超えていても、より確実に合格する力をつけるためにプロに頼ってさらに偏差値を高めるという手段を選ぶ医学部志望者は多いです。
そのため、正しい学習方法を理解し実践できていない偏差値40台の人は、受験のプロに頼るのが必須であることは言うまでもありません。
医学部受験を理解しているプロ講師に、まずは現在の学習方法についてアドバイスをもらってください。
偏差値40台から抜け出せない人は、独自の方法にこだわっていて非効率な学習をしていることが多く、受験に向けたノウハウを根本的に見直す必要があります。
できるだけ早いうちに見直すべきポイントをプロから学び実践することが、医学部合格の可能性を残すために欠かせない手段です。
オンラインサービスを利用する
偏差値40台にとどまっている原因のひとつは、根本的に勉強時間が足りていないことです。
例えば、勉強時間が日によって変わってしまっているケースです。
「やる気が出ないから」と自分で言い訳して1時間も勉強せずにやめてしまったり、学校帰りに仮眠をとるつもりが朝まで寝てしまって勉強しなかったりという例が挙げられます。
また、休憩中にスマホをいじっていたら時間が経っていたというのもよくある事例です。
医学部合格に必要な偏差値までの長い道のりを考えると、学習に充てない時間を最大限まで削減することが欠かせません。
つまり、少しでも無駄な時間を削って勉強時間を確保するように意識して生活スケジュールを作ることが大切です。
勉強時間を十分に確保した生活スケジュールを組み立てるには、プロの指導を自宅で受けられるオンラインサービスがおすすめです。
1分1秒を無駄にできない偏差値40台の人にとっては、スキマ時間や移動時間を削ることが最優先です。
オンラインサービスであれば、自宅から移動なしですぐ学習を始められることが大きなメリットです。
偏差値40台であれば自学自習中につまずくことも少なくないため、いつでも気軽に相談できることもおすすめな理由です。
プロのサポートを受けながら、可能な限りの勉強時間を確保できるようスケジューリングすることから始めましょう。
偏差値40台から医学部への合格まとめ
本コラムでは、偏差値40台からの医学部合格に向けたポイントを整理しました。
医学部合格のためには、偏差値40台とはどのような状態かを自覚し、レベルに応じた学習方法を実践することが大切です。
また、逆転合格を目指すためにはプロのサポートを受けることが欠かせません。
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医学部合格の可能性を少しでも高めるため、まずはアガルートメディカルに相談してみてくださいね。
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▶資料請求して特典を受け取るこの記事の監修者 山崎 敬太
筑波大学人間学群心理学類 卒業。
大学卒業後、英語講師として、難関大・医学部・看護学部・看護学校の志望者計300名以上に指導経験をもつ。
その後、小中高生向けキャリア教育事業の施設長として、生徒やご家族へ進路の相談援助を実施。
現在は医学部・看護学部・看護学校受験向けメディアのライターとしても活動中。
医学部や看護学部・看護学校の受験生に向けて、役立つ入試情報等を発信。