医学部受験を突破する国語の勉強法
本ページにはプロモーションが
含まれていることがあります
医学部受験を考えている方で、国語はどうやって対策しようか考えている方は多いと思います。
医学部志望の方ですと医学部は理系なので国語の対策が疎かになってしまったり、国語を苦手にしている方もいるのではないでしょうか。
国語という科目はなかなか勉強しにくい科目であり、得意不得意の差がでる科目ではありますが、今回は国語の勉強法について解説します。
資料請求で医学部入試対策の基礎が学べるテキストと講義を無料プレゼント
・サンプルテキスト 2冊
・講座(英語・数学・化学・生物・物理) 約10時間分
使いやすいオリジナルテキスト&現役プロ講師による質の高い講義
1分で簡単!今すぐ見れます(会員登録→お申込み→講座視聴)
目次
医学部受験における国語の特徴
医学部受験で国語は主に、国公立大学の共通テストで現代文と古文と漢文の3つの受験が必須です。
また、一部の国立大学(東京大学、京都大学、名古屋大学、山形大学)では、二次試験で国語が必須となっています。
それぞれの大学について、東京大学は現代文と古文と漢文が必須、京都大学は現代文と古文が必須、名古屋大学は現代文のみ、山形大学は現代文のみとなっています。
また、一部の私立大学(昭和大学、帝京大学)では国語を選択科目として利用することもできます。
昭和大学(現代文のみ)、帝京大学(現代文のみの方式or現代文と古文と漢文の3つが課せられる方式)となっています。
ですので、医学部受験生にとっては、ほとんどの方にとって国語を使うのは共通テストのときだけ、私立専願の場合は全く使わないこともあるというのが多くなっています。
とはいえ、国語の配点(200点)は共通テストで英語(200点)や数学(200点)と同様の配点比率(各大学で多少異なることもあり)なので、国語はほとんど使わないからそんなに勉強しなくていいやと手を抜くことはできません。
国公立大学医学部の場合、共通テストは全教科合計で少なくとも85%以上は合格のために必要になってきます。
配点が大きな国語で大きな失点はできません。
医学部は理系の学部のため、数学や理科が得意な受験生が多いですが、国語を苦手にしている方も多い印象です。
苦手科目があれば国公立大医学部に合格するのは難しくなってくるため、早めの対策が不可欠です。
医学部受験を突破する国語の勉強法のポイント
現代文の勉強法のポイント
現代文は人によって得意不得意の差がでやすい科目です。
昔から現代文が得意だった方はいいですが、苦手だった方は早めに対策をしましょう。
共通テストの現代文は特別な対策をしなくても点数を取れてしまう方もいますが、そうでない方でも対策をしていけば得点が取れる現代文の読み方ができるようになります。
その現代文の読み方を習得するには予備校などに通って共通テスト対策の講義を受けるか、自分で読解問題対策の参考書を買って読解方法を習得するようにしましょう。
読解方法を学んだあとはその方法を使いこなせるように問題演習をしていきましょう。
特に共通テストでは、問題量に対して制限時間が短いです。
実際に時間を測って問題を解いて時間配分に慣れることも重要になってきます。
古文の勉強法のポイント
古文は比較的やればやるほど点数が取れるようになる科目です。
勉強方法は英語と似ていますが、まずは単語と文法をしっかり頭にいれることから始めましょう。
もちろん過去問での練習も必要ですが、単語と文法をマスターすることで共通テストでは大問一つが文法と単語の知識の問題であるため、そこを確実に取れるようにできるでしょう。
そして、長文読解の問題は先に問いを読んでおき、どんなことが聞かれるのかを意識しながら問題文を読みすすめるようにしましょう。
また、文の構造をあやふやにしたまま雰囲気で文を読むと間違ったニュアンスで意味を取ってしまいます。
日頃から一文一文丁寧に、文構造に注意しながら読む練習をしましょう。
最初はもちろん読むスピードが遅いでしょうが、過去問などをこなすにつれて読解スピード速くなっていき、正確に文を解釈できるようになるでしょう。
漢文の勉強法のポイント
漢文も古文と学習方法は似ています。
まずは基本となる漢文の句型や頻出表現を暗記することから始めましょう。
ある程度暗記したら、問題演習に取り掛かりましょう。
古文と違って漢文は比較的問題に取り組みやすく、少ない学習時間で高得点が狙えるため、ぜひとも得点源にしたいところです。
医学部受験に向けた国語の勉強はいつから始めるべき?
国語は理系の受験生の間では軽視されがちですが、医学部志望の受験生にとっては共通テストで大きな失点は避けたいため早めに勉強を始めたいところです。
国語、特に現代文はうまく読解できて安定して得点できるレベルにするまでに時間がかかります。
また、古文・漢文の場合は暗記要素もあるため、ある程度の時間を要します。
ですので、受験勉強を始めたら他の教科と同時に国語の勉強も始めましょう。
しかし、国語に受験勉強初期から多くの時間を割くのではなく、スキマ時間に古典の暗記や現代文の読解に慣れておきましょう。
そうすれば、スムーズに共通テスト前から国語の過去問演習に移れるでしょう。
まとめ
以上、医学部受験生向けに国語の勉強法について解説しました。
国語は勉強しにくいですし、共通テストだけに使う受験生が多いため学習がおろそかになってしまいがちな教科です。
ですが、医学部受験を突破するためにはすべての科目で高得点を取ることが必要とされています。
早い時期から国語の勉強を少しでもいいので始めて、試験直前に国語の勉強時間が足りない、といったことにならないようしっかり計画して勉強を進めていきましょう。
関連コラム:医学部受験には高1から受験勉強は必要?どんな勉強法でしたらよいか解説
資料請求で医学部入試対策の基礎が学べるテキストと講義を無料プレゼント
・サンプルテキスト 2冊
・講座(英語・数学・化学・生物・物理) 約10時間分
使いやすいオリジナルテキスト&現役プロ講師による質の高い講義
1分で簡単!今すぐ見れます(会員登録→お申込み→講座視聴)
この記事の監修者 さだお
【資格】TOEIC 800点。
講師として学習塾でこれまで4年間、医学部や難関大学受験などを目指す高校生50名以上の指導歴を持つ。
医学部受験や医学部の情報に関する記事の執筆や監修を通じて、受験生や保護者に向けたお役立ち情報を発信中。