医学部受験をするにあたって、書店に行っても参考書や問題集が沢山あって、どれを購入すればいいのかわからないという方も多いと思います。

この記事では医学部受験におけるおすすめの参考書・問題集を現役医学部生が解説していきます。

医学部の合格を
目指している方へ

  • 自分に合う教材を見つけたい
  • 無料で試験勉強をはじめてみたい

アガルートメディカルの医学部入試講座を
無料体験してみませんか?

約10時間分の英語・数学・化学・生物・物理講義が20日間見放題!

実際に勉強できる!医学部入試対策のフルカラーテキスト

1分で簡単!無料

▶資料請求して特典を受け取る

医学部受験の特徴

医学部受験では基礎的な問題から応用的な問題まで幅広いレベルの問題が出題されることが特徴です。

また入試の年度の医学的な話題を受験生が解くことができるように簡略化して出題されるような場合もあります。

医学部受験は特別視されがちですが、一般的な問題集に載っているような問題を解けるようにする基礎力と大学ごとの特徴的な出題形式に慣れていくことが大切です。

参考書選びの際もこの基準を自分の中で持ちながら選択していくとよいでしょう。

また、参考書選びのコツとして自分のレベルにあったものを選択することが大事です。

「自分のレベルにあった」というのは自分がモチベーションを下げることなく最後まで解き切ることができ、自分の実力をあげることができるというのが大きな指標です。

数値的な意味合いとしては自分の実力で7割がた解くことができる問題集がレベルとしては最適であると言えます。

医学部受験向け数学のおすすめ参考書・問題集

医学部受験の数学は基本的には他学部の問題形式と変わりません。

難易度は総合大学は比較的優しく単科医大は難しい傾向にあります。

問題の難易度は大学によってまちまちですが、合格のために差がつくレベルというのは青チャートなどの典型問題を正確にすべて答えまで合わせに行く能力です。

難しい問題ばかり出題されているからといって日ごろから難しい問題ばかり解くのではなくてチャート式などの例題を解けているか、など自分のレベルに合わせて慎重に勉強を進めていくことが重要です。

関連コラム:医学部受験におすすめの数学の参考書4選

1対1対応の演習

全分野の典型的な解法をまとめた問題集です。

基本的なレベルの問題が出題される私立大学の入試であればこの参考書をやりこむことで対応することができるでしょう。

類題もついており、章ごとに解き方はよくまとめられていると思うので演習を繰り返すとよいでしょう。

FocusGold

1対1の数学は薄い参考書で全分野横断的に勉強することに役立ちますが1対1だけでは全ての解法を網羅することは難しいです。

そこで大切なのは辞書式の参考書です。

イメージでいうと単語帳と英語の辞書です。

普段は単語帳を繰り返し使って演習しますが模試や試験などでわからない単語が出てきたときには辞書を使って調べるはずです。

数学に関しても同じような使い分けをすればよいと思います。

各大学の過去問題集

数学は分野自体かなり膨大であり大学によってその出題形式なども様々です。

マーク式や記述式、また配転や部分点の取り方などの戦略も変わってくるでしょう。

とにかく志望校の過去問を解いて勉強の方針を立てたり分野を絞って勉強することが一番大切になります。

医学部受験向け英語のおすすめ参考書・問題集

医学部受験の英語の特徴は、国公立大学と私立大学で大きく変わります。

国公立大学の多くは一部または全てが他学部の入試問題と同じ共通問題が使われます。

私立大学の場合は学部独自の入学試験が行われることが多くその多くには医学的な話題が用いられます。

大学によって分野ごとの出題頻度なども大きく異なるため基本的には万遍なく勉強すれば国公立大学、私立大学ともに対応することができるでしょう。

基本的な文法や英文和訳の基礎を固めつつ長文問題集を使用した多読の学習に徐々にシフトできると合格まで大きく近づくことができます。

関連コラム:医学部受験向けの英単語帳おすすめ3選

英文解釈教室

難解な文構造をした英文を読み解く方法論が詰まった参考書になっています。

この本を書いている伊藤和夫先生は予備校英語教師の中では伝説と評されるほどどの参考書も完成度が高く網羅的です。

英文解釈教室はある程度の厚みもありやりきるのは大変ですがその代わり網羅性は絶対的に信用できる点で受験生に人気の参考書です。

英文和訳演習

英文解釈教室で身に着けた英文和訳の方法論をアウトプットする問題集です。

レベル別に分かれておりかなり薄いので自分が間違った分野や見落としがちな文構造などをこの問題集を何周もやることによって身に着けることができます。

長文などはなるべく多くの教材を使って演習量で慣らすことが重要ですが英文解釈は一文一文丁寧に読んでいくことが重要でしょう。

やっておきたい英語長文シリーズ

語数ごとに分類された長文問題集のシリーズです。

語数もかなり細かく分類されているため、レベルに沿ってステップアップしやすい問題集です。

このシリーズを一通りやりこんで長文の問題形式に慣れたあとに各大学の過去問を解いて大学ごとの出題形式に慣れていくという勉強の仕方が良いでしょう。

医学部受験向け化学のおすすめ参考書・問題集

大学受験Doシリーズ (理論化学・無機化学・有機化学)

医学部受験の準備を始める際に、まずは確認したい参考書です。

各単元ごとにシリーズ化されているので、必要な単元だけを用意することもおすすめです。

現役の化学講師が最新の入試傾向に基づいて解説を提供しているため、化学の得点力をスムーズに身につけることができます。

この参考書は、化学に自信がない人でも理解しやすい丁寧な解説が特徴です。

化学の新研究

化学を得点源としたい人におすすめの参考書です。

解説文が充実しており、化学の理解を深めるのに最適です。

同書では「なぜそうなるのか?」という疑問に多くの解説を掲載しており、読むだけで必要な思考力が身につきます。

医学部受験に必要な対策を実践することができる参考書ですが、基礎復習やポイント学習には向いていません。

難関大学や難関学部の受験に焦点を当てており、基礎力を備えた上でさらなるスキルアップを目指す際に効果を発揮します。

同書を活用する目安は、共通テストの模試などで平均80%以上の得点力を達成した時です。

医学部受験向け物理のおすすめ参考書・問題集

良問の風物理頻出・標準入試問題集

この書籍は過去問ベースの実際の入試問題を模した大問形式を採用しており、基礎レベルから始めて徐々に難易度を高めていくという構成で、入試レベルへの挑戦を目指す受験生におすすめです。

これにしっかり取り組めば、国公立の標準的な問題で高い得点力を身につけることができます。

より高度な目標を持つ難関大学や私立医学部志望の受験生には、次に紹介する「名門の森」シリーズにも挑戦しましょう。

名問の森物理 力学・熱・波動1

この書籍の最大の特長は、各小問の難易度が明示されている点です。

難易度ごとに分かれた各問題にしっかりと解説がされているので、物理をより深く理解することができる一冊です。この「力学・熱・波動1」と「波動2・電磁気・原子」の2冊は、ぜひ取り組んでおきたいシリーズです。

また、この書籍は問題と答案が同一冊に記載されているので、解答が目に入らないよう答えを隠しながら進めるのがおすすめです。

医学部受験向け生物のおすすめ参考書・問題集

エクセル生物 総合版

生物の基礎を学ぶのに適した参考書です。

問題の種類は一問一答から論述まで幅広く、基本問題や発展問題A、発展問題Bなど、多くの問題が掲載されています。そのため、図表が豊富に使用され、解説も分かりやすくなっています。

問題は難易度別に分けられており、基礎問題をマスターした後に発展問題に挑戦することもできます。特に発展問題Bは国公立大学のレベルをカバーし、基礎から応用までを1冊で網羅しています。

大森徹の最強講義117講[生物基礎・生物]

この参考書は800ページというボリュームのある内容で、応用的なトピックも詳しく扱われ、記述・論述の対策も可能です。

詳しい解説で、教科書よりも発展した内容を網羅しているため、基礎を理解した上で利用するか、生物全体を理解したい時に役立ちます。

著者は予備校講師であり、講義風の語り口で書かれていたり、イラストなども使われているため、読みやすさにも配慮された参考書と言えます。

また、「最強ポイント」として重要なポイントがまとめられている点もこの参考書の特徴です。

医学部受験向け国語のおすすめ参考書・問題集

医学部受験において国語を受験科目として使う人の多くは共通テストでのみ使うという場合が多いと思います。

そのため、記述式の対策にはそこまで時間をかけることはせず選択式の問題に特化した演習を行うことが重要でしょう。

センター試験の過去問(追試含む)をひたすら解き時間が余ればマーク式の問題集に取り掛かるという手順で勉強していくとよいと思います。

古典の基本文法に関しては六月頃をめどに一通り学習し終わっているという状態が望ましいです。

古文ヤマノヤマ

古文の基本的な文法知識を身に着けることができる参考書です。

文法解説書はたくさんありますが悩んでいる場合はヤマノヤマシリーズを選ぶとよいでしょう。

漢文版もあり、そちらもおすすめです。

それぞれの文法事項についてイラストや色を用いて見やすく解説されていますしテンポよく解説が進んでいくのでかなり勉強しやすくなる点で多くの受験生から支持されています。

センター試験必勝マニュアル

センター試験に特化した解き方を学ぶことができる問題集です。

センター試験の過去問を系統的に分類してくれています。

参考書自体もかなり薄くいわゆる「テクニック」を身に着けるにはもってこいの参考書です。

医学部受験向け参考書・問題集まとめ

当コラムでは、医学部受験におすすめの参考書・問題集を紹介しました。

参考にしてみてください。

関連コラム:医学部受験には高1から受験勉強は必要?どんな勉強法でしたらよいか解説

医学部の合格を
目指している方へ

  • 医学部に合格できるか不安
  • 勉強をどう進めて良いかわからない
  • 勉強時間も費用も抑えたい

アガルートメディカルの医学部入試講座を
無料体験してみませんか?

追加購入不要!これだけで合格できるカリキュラム

充実のサポート体制だから安心

合格特典付き!

現役難関医学部生によるコーチング付!

4月30日までの申込で20%OFF!

▶医学部入試講座を見る

約10時間分の英語・数学・化学・生物・物理講義が20日間見放題!

実際に勉強できる!医学部入試対策のフルカラーテキスト

1分で簡単!無料

▶資料請求して特典を受け取る