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医学部の浪人率ってどれくらい?実際のデータから解説

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医学部の浪人率が高いってよく聞きますよね?浪人生や現役合格が難しそうな学生さんたちは浪人合格でも大丈夫なのかすごく不安ですよね。実際のところはどうなっているのでしょうか。このコラムでは医学部の浪人率について詳しく説明していきたいと思います。また、国立大学と私立大学では合格者の年齢はどう異なっているのか、詳しく解説していきます。

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医学部の浪人率ってどれくらい?

この章では「医学部の浪人率の全国平均」について表で解説します。

「医学部は浪人生が多い」ってよく聞きますよね!

確かに筆者の周りの医学生は結構浪人を経験している人が多いなあという印象を受けます。やはり医学部受験はかなり時間がかかるので浪人生が多くなるのは仕方がないことだなあと思います。

では、実際にはどれくらいの浪人経験者がいるのか、調べてみました。

データ元は文部科学省のhttps://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/senbatsu/1409128.htmからです。

では平成30年度、29年度のデータを見てみましょう。以下のデータは、国公立私立大学医学部の合格者の年齢別のデータです。(19歳は1浪として、20歳は2浪、21歳は3浪として定義しています)

平成30年平成29年平成28年平成27年
現役合格者36%35%32%33%
浪人合格者64%65%68%67%

となりました。やはり浪人生が多いですね。

詳しくは以下の通りです。

平成30年平成29年平成28年平成27年
合格者合計13,40913,40813,53312,980
うち 18 歳以下
(現役)
4,8984,7374,3544,364
うち 19 歳
(1浪)
4,8234,8034,9964,492
うち 20 歳
(2浪)
1,9362,0222,1312,068
うち 21 歳
(3浪)
769757820822
うち 22 歳以上
(4浪以上)
9831,0891,2321,234

このようになっております。

調べた結果、およそ、現役生が35%、1浪生が35%、2浪生が14%、3浪生が5%、4浪以上が7%という結果になりました。

つまり、現役:浪人経験者=35%:65%ということですね。

なんと、全国平均では、現役生の2倍近くが浪人経験者だということが判明しました。

やはり受験最難関学部と言われる医学部受験は、それなりに時間と苦労を要するものなんですね。

同じ理系の他の学部と比較してみましょう。今回は、難関大学である早稲田大学の理系と比較してみます。データはhttps://sodai.kawai-juku.ac.jp/exam/occupancy.phpを参考。

●基幹理工学部

合格者全体現役合格者占有率
93760364.4%

●創造理工学部

合格者全体現役合格者占有率
74444059.2%

●先進理工学部

合格者全体現役合格者占有率
1,06664860.8%

早稲田の理系では平均的に現役合格率が60%ぐらいです。

京都大学の工学部ですと、合格者のうち60%が現役合格者であることが判明しました。(https://kyodai.kawai-juku.ac.jp/exam/occupancy.php を参考)

やはり、医学部の現役合格率35%というのは「医学部」という学部の特殊さと難しさを表していると思います。

次に国立と私立を比較してみたいと思います。

国立大学と私立大学の比較

医学部入試における浪人率を国立と私立で比較しました。

平成30年度の文部科学省のデータ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/senbacy.php)によると、いわゆる国立の医学部の合格者(19歳は1浪として、20歳は2浪、21歳は3浪として定義しています)を見てみると

大学名現役合格者の割合
東京大学75%
東京医科歯科大学70%
京都大学60%
横浜市立大学60%
千葉大学55%
大阪大学50%
広島大学50%
愛媛大学50%
岡山大学40%
島根大学40%
大分大学34%

というように、全国平均である30%よりも現役合格者の占有率が高くなっております。

一方、私立大学の医学部に関しては、合格者のうち現役合格者は

大学名現役合格者の割合
昭和大学50%
東京慈恵会医大45%
東海大学30%
日本医科大学30%
東海大学30%
日本大学23%
埼玉医大17%
岩手医大13%
川崎医大3%

というように、国立大学よりも大きく現役合格者の割合が少ないということが判明しました。

一般に「偏差値が高い医学部ほど、現役合格者率が高い」ということがわかりました。

これの原因は直感的にはよくわからないのですが、(個人的に、難易度が高いほうが時間と労力がかかるので浪人率高そうだと直感的には感じますが、、、)実際僕の通っている東京大学でも、現役合格者がなぜか7割ぐらいです。

個人的な推測としては、「浪人生は不合格のリスクを冒してまで、難しい大学の医学部を受けない」ということが挙げられます。ただ、大学によってもかなり現役合格者占有率は異なる、ということがわかりました。

まとめ

・医学部合格者のうち、現役生が35%、1浪生が35%、2浪生が14%、3浪生が5%、4浪以上が7%

・医学部では浪人経験者が現役の2倍ぐらい

・医学部受験は「浪人を前提」とするぐらい、時間と労力がかかる

・難しい大学になるにつれて、現役合格率が高くなっていく

医学部合格者は浪人生が7割という特殊な学部で、合格まで多大なる苦労と時間が必要となるでしょう。しかし、裏を返せば、みんなそれくらい対価を払ってでも行きたいと思っているような学部だということです。

医学部では浪人がマジョリティなので、浪人を恐れず安心して目指してくださいね!

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