東北大学医学部の特徴・入試情報について

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全国には多くの医学部が存在します。
医学部受験は日本の大学入試において最難関に位置づけられています。

今回はその中でも、東北の国公立、東北大学医学部を紹介します。

基本情報

所在地

東北大学医学部は、宮城県仙台市の星稜地区にキャンパスを構えます。

最寄り駅は、仙台駅から仙台市営地下鉄で5分乗車したところにある「北四番丁駅」です。

そこから徒歩15分の位置に東北大学星稜キャンパスはあります。
(※新型コロナウイルス感染拡大防止のため仙台駅からのスクールバスは2020年3月より運行を停止しています。)

仙台といえば、別名「杜の都」との愛称で知られるように、仙台藩祖伊達政宗公による政策で飢餓に備えるべく栗・梅・柿などの果実や竹・杉の植林を推奨した結果、現在の青葉通りや青葉山公園に見られる緑豊かな街となっています。

また、緑と隣接してビジネスや教育の一大拠点であり、東北地域では最大の都市です。

学修環境

東北大学医学部医学科では、「研究第一」「実学尊重」の二軸の建学理念に則ったカリキュラムが作成されています。

「研究第一」という観点からは、3年次にある20週間の基礎医学修練で研究の進め方や発表方法を学習し、医学研究を自力で実施していく力を身につけられる点が象徴的です。

必ずしも3年次からというわけではなく、1年次からも能動的に研究をサポートする体制が整っています。

「実学尊重」という面では、東北大学病院で実施される4~6年次の臨床修練や高次臨床修練がその代表例です。
大学病院での臨床実習にとどまらず、2011年に発生した東日本大震災の被災地を含んだ更に広範囲での医療機関で学習することで、地域医療や被災地における医療体制の復興を身をもって体得できます。
加えて、海外医療機関での臨床実習も実施しているため、非常に幅広く「実学」を体験できるのです。

研究施設環境は、先端医療技術トレーニングセンター、クリニカルスキルラボ、共通機器室が特徴的でしょう。

先端医療トレーニングセンターは、ブタなどの実験動物を用いた手術トレーニングの施設として2013年に開設され、麻酔導入から手術シミュレーションまで実務で執刀している講師から直接指導を受けることができる貴重な施設です。

クリニカルスキルラボでは、VRなど最新機器を用いたシミュレーションを利用して、忠実に再現された疑似医療現場にて臨床技法学習を効果的に実施できます。

加えて、この疑似環境はかなりリアルなものであるため、本当に学生自身が執刀しているような緊張感に溢れた雰囲気であり、学習のモチベーションアップにも繋がります。

以下、研究環境含めた医学部医学科の雰囲気やそこで働く医師らを紹介したPVです。
筆者は非常に感動しましたので、是非視聴して見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=YV45riPuhmY

医師国家試験の合格率は、95.0%(全国医学部80校中25位)と高い実績を誇り、且つ例年順位としても10位~20位と中上位につけています。

進学先は東北大学病院、東北公済病院などの医療機関への進学が9割近く、大抵の学生は医師として就職している模様です。

学費

〇初年度学費 ¥817,800(入学金¥282,000 授業料¥535,800 )
〇2年~5年 ¥535,800
◎6年間合計 ¥3,496,800

東北大学医学部に限ったことではありませんが、国公立大学では学部に関わらず学費は一律であることが多いため、私立大医学部と比較すると比べ物にならないほど安いです。

奨学金制度としては、日本学生支援機構(貸与)があるのみです。

他には医学部医学科特有の制度として「学生顕彰制度」があり、成績優秀な学生は学費の大幅免除などの優遇を受けられます。

サポート体制

学修環境でも記載したように、東北大学医学部は臨床医(一般的に想像される「医師」のこと)としての就職率が高い傾向にあります。
しかし、研究医を養成するプログラムも充実しています。

研究医動機付けサブプログラム

<対象>医学科1~3年次 
<内容>基礎医学や社会医学教育プログラムで自力で調査する力を身に着けます。

研究医コースサブプログラム

東北大学医学部の研究医コースから選抜された生徒を対象として、研究医コースに新たな授業科目を設定し、専門教育の充実を図る意思で設計されています。

キャリアパス支援サブプログラム

研究医コースの学生に対し、キャリア支援を行います。

入試情報

東北大学の入試は、令和3年2月25日~26日に行われます。

選抜試験は、共通テスト(5教科7科目)個別試験(数学、理科、外国語、面接、小作文)の二段階で行われます。

共通テスト配点は250点/1200点と、かなりウエイトとして小さいため、万一共通テストで失敗しても二次試験での得点力があれば挽回することもできます。

入試科目については以下から確認できます。
http://www.tnc.tohoku.ac.jp/admission.php

全体的にかなりレベルが高い問題が多いです。

英語は自由英作文や、英文読解では記述形式になるため、非常にアウトプットが重要です。

理科は以前より難しいことで有名ですが、数学も近年難化傾向にあります。

インプットを早い段階で終わらせて、アウトプットを積むことで「思考法」を身に着けていくようにしましょう。

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