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受かりやすい看護大学・看護専門学校とは?チェックポイントを解説

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このコラムでは、受かりやすい看護大学・看護専門学校のチェックポイント、そして受かりやすくなるための心得などを紹介しています。

「看護を学びたい!でも、学力にはあまり自信がない…」そんな悩みを抱えている人は少なくありません。

看護大学・看護専門学校への合格をつかみとり、看護職への道を一歩進みたいですよね。

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受かりやすい看護大学・看護専門学校とは

まずは、受かりやすい看護大学・看護専門学校を知るためにチェックすべきポイントを紹介します。

偏差値が低い

偏差値が低いということは、受験難易度が低いということを表しています。

試験科目の得点率が低くても合格できるチャンスが高いと言い換えることもできますね。

偏差値をおおまかに理解するうえでは、「偏差値50」が平均と考えてください。

偏差値50より高いと平均より高く、低いと平均より低い難易度であると言えます。

看護大学では偏差値48~70以上、看護専門学校では偏差値43~60程度であることが多いです。

偏差値は年によって大きく上下に変化することは多くないため、受かりやすい志望校選びのための信頼できる指標のひとつです。

倍率が安定して低い

このポイントで大切になるのは「倍率の低さ」と「安定」です。

まず、倍率が低いことは、募集定員に対する受験者数の割合が低いことを表しています。

例えば倍率が5倍であれば、募集定員の5倍の受験者数がいることになります。

つまり、合格をつかめるのは5名のうち1名です。

一方で倍率が2倍であれば、受験者数は募集定員の2倍に留まり、受験生の2名に1名が合格できます。

以上より、倍率が低いほど合格しやすいことが分かりますね。

志望校の候補の倍率をチェックしてみると、受かりやすさの一側面が見えるでしょう。

倍率をチェックするうえで注目したいのは、倍率が安定しているかどうかです。

前述した「偏差値」の変化とは異なり、倍率は年度によって大きく動くことがあります。

いくつかの看護大学を例に倍率の変動をチェックしてみます。

看護大学の倍率推移

入試年度 杏林大学保健学部看護学科倍率(一般入試) 順天堂大学保健看護学部倍率(一般選抜) 横浜市立大学医学部看護学科倍率(一般入試)
2022 4.6倍 2.1倍 1.7倍
2021 6.1倍 2.2倍 1.8倍
2020 6.3倍 2.2倍 1.4倍
2019 8.3倍 2.7倍 2.1倍
2018 4.9倍 3.2倍 1.9倍

出典:杏林大学HP「入試データ」

出典:横浜市立大学HP「学部入試実施状況」 

出典:順天堂大学保健看護学部

例に挙げた3大学のうち、杏林大学は倍率が高く、さらに年度によって激しく上下していることが読み取れます。

受験者数や受験者の学力レベルがどうなるか読みづらいのが特徴です。

受験者数が多いと、限られた合格枠を争うライバルが多いということです。

また、受験者の学力レベルが高いと、おのずと合格ラインは高くなっていきます。

そのような合格可能性に大きく影響する要因を読み取れるのが、年度による倍率の傾向と言えるでしょう。

順天堂大学は倍率2.0倍あたりを推移していて、横浜市立大学と比べると、倍率こそ高いものの安定しています。

来年度の倍率を考えるとき、読みやすさでいうと順天堂大学のほうがイメージしやすいと言えるでしょう。

倍率という観点で考えると、倍率が低いこと、そして安定していることが受かりやすさの指標になると考えられます。

試験科目数が多い

科目数が英語・数学・理科・国語の4科目が課せられている場合、1科目の得意はそれほど影響力が大きくありません。

感覚として「試験科目数(以下、科目数)は少ないほうが簡単では?」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、同じ偏差値の看護大学・看護専門学校がある場合、科目数が多いほうを選ぶのもひとつの戦略と言えます。

例えば科目数が英語・数学の2科目の場合、試験対策として2科目に集中できることが嬉しいですよね。

ただしそれはどんな受験生にも共通してることです。

また、2科目のうち1科目以上をとても得意とする受験生にとっては、合格しやすい受験校として候補に入りやすいでしょう。

つまり、現時点で大きな得意科目がなく、地道に得点力をつけていく覚悟があれば、科目数が多いほうがライバルが少なく合格の可能性が高いと考えられます。

定員数が多い

定員数が多いこともひとつの基準になります。

前述した倍率という指標にも紐づきますが、定員数が少ないと受験者が殺到したときに高い倍率になりやすいです。

一方で定員数が多い場合、年度によって受験者数が多少前後しても、倍率も安定しやすくなります。

また、定員数が少ないときに起こりやすいのは、その年度の受験者の学力レベルによって合格ラインが大きく変動するという現象です。

優秀な受験者が多い年度に合格ラインが上がり、その他の年度の合格ラインとズレが生じるということは、定員数が少ないほど起こりやすいと言えます。

そのため、定員数が多く設定されているほど、そのようなズレが起こりづらいというメリットもありますよ。

学校選びの際の注意点

本章では、学校選びの際の注意点についていくつか紹介していきます。

前章では、受かりやすい学校選びのポイントを紹介しました。

しかしながら、大切な人生の時間を費やす志望校を「受かりやすさ」だけで選ぶのは少しもったいないですよね。

自分に合った学習環境か

看護大学・看護専門学校はいずれも看護学について学ぶことができる学校です。

看護学を専攻できるという共通点はありつつも、学習環境は大きく異なります。

4年制の看護大学では、看護学の関連領域についてもじっくり学べたり、他学部・他学科との交流を楽しめたりすることが多いです。

一方で、看護専門学校より1年長く在学することになるため、看護職として一人前になるのに時間がかかるというデメリットもあります。

3年制の看護専門学校では実践的な臨床実習が早い段階からスケジューリングされており、看護師として早くから活躍できるカリキュラムになっています。

看護職のキャリアを早くからスタートできる一方、学校生活は講義や実習で非常にハードなものになることは理解しておきたいところです。

加えて、それぞれの学校ごとに細かく特色があることも知っておきましょう。

自分が身を置きたい学習環境がどんなものかを明確にして、そのビジョンを実現できる学校を志望校にすることが重要です。

働きたいフィールドに進めるか

看護学を専攻した全員が必ずしも病院で看護師になるわけではありません。

就職先には医療現場の他にも、児童福祉・介護福祉施設、保健所などの行政機関が挙げられます。

また、看護師の他にも保健師や助産師を取得してキャリアを積む人もいます。

「看護を学べるならどこでも一緒」と安易に考えることなく、自分の進みたいフィールドをしっかり考えてみてくださいね。

看護職として活躍できるフィールドは多くあります。

だからこそ、「看護職としてどんなキャリアを歩みたいか」をじっくり考えたうえで志望校選びを行うことが大切です。

看護大学・看護専門学校に受かりやすくなるための心得

看護大学・看護専門学校に受かりやすくなるために、今すぐできることは何でしょうか。

最後に、看護大学・看護専門学校(以下、看護大学)に受かりやすくなるための心得を2つ紹介します。

合格可能性を少しでも高めるために早速実践してみてくださいね

主要科目の勉強をまんべんなく行う

得意科目をつくるために「捨て科目」をつくると、選べる志望校が減ったり志望校変更のリスクが増えたりします。

試験科目が少ない看護大学は、得意科目を持つ受験生が合格をつかみやすいという特徴は前述したとおりです。

志望校を絞りきっていない状況では、主要科目すべての勉強を怠らずに続けることがおすすめです。

看護大学で主に出題される英語・数学・国語・理科を、教科書レベルの問題を滞りなく回答できるよう日々の勉強を積み重ねていきましょう。

面接対策、小論文対策を十分に行う

他学部に比べて看護大学は面接や小論文を課すことが多い傾向にあります。

英語・数学などの教科対策を十分に行っていても、面接対策や小論文対策を十分に行っている受験生はそう多くありません。

だからこそ、受かりやすさを少しでも高めるには十分な面接対策と小論文対策が有効です。

面接・小論文の共通点は、数値での実力判断ができないこと、そして一人では対策が難しいことです。

以上2点をふまえると、それぞれ次のような対策が必要と考えられるでしょう。

面接試験は大学側の面接官による判断で評価されるため、大学側の視点を持った人からのフィードバックを受けることが最良の対策になります。

早い段階から改善点をフィードバックしてもらうことで「面接突破力」を身につけることができますよ。

小論文試験においても、一人で対策し続けることで主観的な判断ができあがってしまいます。

あくまで採点するのは大学側のため、大学側がどのように小論文を見ているのかを知る必要があります。

そのため、小論文は採点での評価基準を知ることから対策をスタートするのがおすすめです。

小論文対策に精通したプロによる添削を受けるのが最も効果的と言えるでしょう。

まとめ

本コラムでは、受かりやすい看護大学・看護専門学校を知るポイントについて紹介しました。

また、志望校選びの注意点や受かりやすくなるためのポイントについても紹介しています。

コラム内容をまとめると以下のとおりです。

  • 受かりやすさは偏差値、倍率、定員数などチェックするのがおすすめ
  • 志望校選びでは学習環境、将来のキャリア形成を含めて検討することが大切
  • 受かりやすさを高めるためには、科目を絞らず勉強を重ねること、面接対策や小論文対策を効果的な方法で十分に行うことが大切

今からできる対策を行い、看護職としてのキャリア形成の第一歩を歩みだしましょう

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この記事の監修者 山崎 敬太

山崎 敬太

筑波大学人間学群心理学類 卒業。

大学卒業後、英語講師として、難関大・医学部・看護学部・看護学校の志望者計300名以上に指導経験をもつ。

その後、小中高生向けキャリア教育事業の施設長として、生徒やご家族へ進路の相談援助を実施。

現在は医学部・看護学部・看護学校受験向けメディアのライターとしても活動中。

医学部や看護学部・看護学校の受験生に向けて、役立つ入試情報等を発信。

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