本コラムでは、残念ながら不本意な結果になった受験生が、次に合格するためにやるべきことを紹介します。

「看護大学・看護学校に落ちてしまった…」

残念ながら努力が実らなかった受験生にとって、合格をつかめなかった事実に落ち込んでしまうことは仕方ないですよね。

残念な気持ちとしっかり向き合い、そして次に進むために参考にしてくださいね。

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看護大学・看護学校受験は簡単ではない

まずは看護大学・看護学校受験の事実を知っておくことから始めましょう。

看護大学・看護学校の受験は決して簡単ではありません。

例えば看護大学では、例年の倍率が2倍以上となっています。

つまり、看護大学受験生の2名に1名以上が残念ながら不合格になっており、看護を学びたい受験生は狭き門へチャレンジしていると言えるでしょう。

そのため、ベストを尽くしても残念ながら合格を勝ち取れないこともあるのが事実です。

そんな現実を理解したうえで、次のチャンスをしっかりものにするために最大限の努力をすればきっと合格に近づけますよ。

出典:看護師等学校養成所入学状況及び卒業生就業状況調査

看護大学・看護学校受験で落ちてしまう場合のありがちな原因

それでは、看護大学・看護学校に落ちてしまう場合、どんな原因が考えられるでしょうか?

よくある原因として以下の3つが挙げられます。

それぞれの原因について詳しくチェックしながら、当てはまる部分がないか考えてみましょう。

目標点数に達していない

最も多いのは、志望校合格に必要な目標点数に到達しないまま受験本番を迎えてしまったケースです。

受験科目それぞれに対して必要な得点力まで実力を上げられないときに不合格となります。

得点力を高められなかった理由としては、目標点数と自身の得点力とのギャップをふまえた勉強量を確保できていなかったことが考えられます。

「このくらいで良いかな」

「今日はこんなに勉強できたからな」

といった、数値的な指標ではなく感覚的な満足感で勉強をしていた可能性もあります。

得点という数値で合否が決まる以上、数値をもとにして日々の成果を測ることが大切です。

面接・小論文対策が十分でない

教科勉強をしっかり行い、得点力を高めることができたにもかかわらず不合格となった場合、面接・小論文対策の振り返りが必要になるでしょう。

英語・数学といった科目と異なり数値化しづらい試験のため、自分一人ではしっかりと対策がしづらいと言えます。

安心して合格を目指すには、先生やプロ講師といった第三者からのフィードバックを受けながら対策を十分に行う必要があります

学習方法が定まっていない

最後に考えたい原因は、自分に合った学習方法を継続的に実施できたかどうかです。

学習方法を定着させることができているかどうかは、自分の学習方法を説明できるかどうかで判断できます。

「英語は長文読解を毎日1問解いて、復習のときに知らなかった単語・文法を書き出し…」

このように説明できるなら、学習方法が定まっていると言えるでしょう。

一方で「英語はとにかく毎日1時間」という説明に留まる場合、効果的な学習ができていなかった可能性があります。

次の看護大学・看護学校受験で合格するためにやるべき3個のこと

不合格の原因を振り返ることができたら、いよいよ次のチャレンジのために具体的なアクションを検討していきましょう。

次の受験で結果を残せるよう、次の3個のポイントを確実に押さえておきましょう。

目標点数を設定し、到達するまでのスケジュールを立てる

ポイントのひとつめは「数値化できることは全て数値化する」ということです。

目指すべきゴールが明確であれば、そのためにやるべきことも自ずと分かるようになりますよ。

各科目の目標点数を設定するときには、現在の得点力と受験本番での目標を設定し、そのギャップを埋めるための各時点での得点目標を考えます。

以下のような表を作成するのもおすすめです。

英語数学理科
現在65点50点60点
10月70点55点65点
1月75点65点70点
ゴール(受験本番)80点/100点70点/100点70点/100点

目標点数が決まったら、その点数に到達するように各科目の具体的なスケジュールを立てていきます。

数値に紐づけてスケジュールを立てれば、一つひとつの勉強にしっかり意味を持たせることができますよ

プロに頼って面接・小論文対策を行う

数値化しづらい部分は、周りの人のサポートをうまく活用することがおすすめです。

答えがひとつとは限らない面接・小論文はいずれも、十分な情報収集をせずに自分ひとりで対策を続ければ、どんどん主観的になっていきます。

評価を下すのは看護大学・看護学校のため、せっかくの対策がうまく活きません。

そのため、面接対策や小論文対策に精通した受験のプロにサポートしてもらうのが最も効率的な対策になると言えるでしょう。

加えて、プロによるサポートを最大限活用するためには、フィードバックを真摯に受け止める必要があります。

合格するために必要な面接・小論文の対策ノウハウを確実に吸収していきましょう

自分に合った最適な学習方法を確立する

最も大切なのは「何をどれだけやれば、得点力が必要なレベルまで達するのか」を自分自身が把握することです。

現状とゴールに応じた学習方法を理解することが、長い受験勉強をスムーズかつ効率的に乗り越えるために大切です。

これまでの学習方法を振り返り、必要に応じて受験のプロからアドバイスをもらい、現在の自分に最もふさわしい学習方法を確立しましょう

正しい方向で準備すれば合格できる

看護大学・看護学校への合格は簡単なものではありませんが、正しい方向に着実に歩みを進めれば合格できる試験です。

例え一度うまくいかなかったとしても、しっかりと振り返り、次にやるべきことをこなすことが成功を導きます。

次のチャレンジで合格をつかめるよう、あきらめずに着実に努力していきましょう

関連コラム:護大学合格に必要な勉強時間は?勉強法のポイントも解説

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この記事の監修者 山崎 敬太

山崎 敬太

筑波大学人間学群心理学類 卒業。

大学卒業後、英語講師として、難関大・医学部・看護学部・看護学校の志望者計300名以上に指導経験をもつ。

その後、小中高生向けキャリア教育事業の施設長として、生徒やご家族へ進路の相談援助を実施。

現在は医学部・看護学部・看護学校受験向けメディアのライターとしても活動中。

医学部や看護学部・看護学校の受験生に向けて、役立つ入試情報等を発信。