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医学部はなぜ難しい?偏差値が高い理由と突破のポイントを解説

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「医学部ってなんでこんなに難しいの?」

医学部受験に本気でチャレンジする人だからこそ、そんな疑問を感じることもありますよね。

本コラムでは、医学部がなぜ難しいのか、偏差値が高い理由や突破のポイントを詳しく解説していきます。

疑問を解消して受験に臨むために参考にしてくださいね。

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医学部受験は難しい

結論として、医学部受験はとても難易度の高いチャレンジと言えます。

大学受験の中でも特にハイレベルなことは、医学部の偏差値からも読み取ることができます。

以下の表は、医学部や関連する学部に合格するために求められる偏差値の目安をまとめたものです。

国公立大学私立大学
医学部65.0~72.562.5~70.0
薬学部65.0~70.045.0~65.0
看護学部50.0~70.048.0~65.0

薬学部や看護学部も医療にかかわる専門性の高い学問領域のため、全学部の中では非常にレベルの高い学部です。

しかし多くの医学部は、さらに高い偏差値帯に位置づけていることが読み取れます。

最難関の医学部になると偏差値70以上の学力が求められ、生半可な姿勢で臨んでも合格できないことは想像に難くありません。

なお、おおよその目安として偏差値65で上位7%以内、偏差値70で上位2%以内です。

つまり偏差値70の医学部に合格するためには、毎年50万人以上いる大学受験生の中の上位2%、およそ1万位以内を目指すことになるでしょう。

偏差値の高さを分析するだけでも、医学部受験の難しさは十分に理解できますね。

医学部受験はなぜ難しいのか

本章では、医学部受験が難しい理由をいくつかの視点で解説していきます。

医学部ならではの特徴をふまえた理由をそれぞれ理解することが重要です。

受験生からの人気が高いため

医学部は受験生人気が高い学部のひとつです。

医学部の人気の高さの理由としては、社会的意義の大きさや年収の高さ、キャリアアップの選択肢の広さなどが挙げられます。

また、地域社会から高いニーズを誇る医師という職業だからこそ、独立開業して「開業医」というキャリアを歩むこともできます。

強い魅力がある医師になりたい受験生は数多く、医学部は毎年高い倍率を記録しています。

受験生からの人気が高く倍率が高いほど、特定の合格枠に多くの受験生が押し寄せるため難易度が高くなるといえるでしょう。

浪人生の比率が高いため

合格者に占める浪人生の割合が高いのも医学部ならではの特徴です。

年度によって異なりますが、医学部合格者の中で現役生はおよそ3人に1人程度です。

医学部合格者の大部分を占めるのは1浪生や多浪生、または社会人経験や他学部卒業を経て医学部にチャレンジする「再受験者」と言われる受験生です。

受験を何度も経験し、そして何度でもチャレンジする猛者たちが医学部受験に殺到していると言えるでしょう。

以上のように、いわゆる「受験強者」と言える受験生の割合が高いことで、合格ボーダーが高くなり合格難易度が上がっていると考えられます。

面接、小論文が課されるため

医学部受験においては、どんな入試日程であっても必ず面接試験が課されます。

さらに、私立大学を中心に、小論文試験を課す医学部も非常に多く存在しています。

教科学習においては、ある程度決まりきった解答が用意されているため、取り組みやすい受験生は多いでしょう。

一方で面接や小論文については、自由度が高く明確な「解」が存在しているとは言えない試験です。

そのため対策を後回しにして十分な力をつけられなかったり、独学で誤った方向性で対策してしまったりする受験生も少なくありません。

国語・数学・英語・理科・社会という5教科対策に加えて、面接・小論文の対策をしなければならない点が合格難易度を高めている大きな要因と言えるでしょう。

医師国家試験が難関のため

全学部に共通するのは、入学者を選抜するうえで「在学中に学問を全うし、卒業後に活躍できる人材か」を重視している点です。

入学したは良いものの、勉強についていけずにドロップアウトしてしまう学生が多いことは、学生本人の将来にとっても大学にとってもデメリットになるからです。

医学部に置き換えると、入学後に学問を全うして活躍できる人材になれるかどうかを測るには「医師国家試験に合格できるようになれるか」という基準が考えられます。

つまり、医師に求められる知識・経験をきっちり積み重ね、難関試験である医師国家試験に合格するだけの努力ができる人材かどうかを医学部入試で問うのです。

そのため、医師国家試験が難関である以上、入口となる医学部入試も難易度が高くなるのは必然ですね。

医学部受験を突破するためのポイント

難関である医学部受験を突破するためには、以下の3つのポイントが重要です。

・受験情報を常に収集し続ける

・受験指導をプロから受ける

・学習時間の確保を徹底する

それでは、ここからは現役生・浪人生・再受験者それぞれが上述3つのポイントをどう意識すべきか、かみ砕いて解説していきます。

現役生の場合

現役生は、それぞれのポイントを理解して実践することが大切です。

第一に、受験情報を常に収集し続ける点です。

初めての大学入試となるため、浪人生や再受験者に比べて不確定要素を多く感じることは言うまでもありません。

できるだけ受験情報を持っておくことで、不確定要素からくる不安を解消することができます。

受験本番で本来の力を発揮できるよう、事前準備のひとつとして受験情報を徹底的に調べておくことをおすすめします。

第二に、受験指導をプロから受ける点です。

医学部合格という高いハードルを自力で乗り越える力を持つ現役生は決して多くありません。

前述した「情報収集」も、自力で全て実施しようとすると学習時間を圧迫する可能性が高くなります。

受験指導を行うプロは、現役生よりも圧倒的に医学部受験に精通しています。

十分な情報量を持つプロからの指導により、より効果的な受験対策ができるようになります。

最後に、現役生が最も意識しなければならないポイントとして、学習時間の確保を徹底する点です。

部活動や学校行事など、高校生活には魅力的なイベントが豊富にあります。

そのため、しっかりと自己管理を行い学習時間を確保することを意識しないと、あっという間に時間が流れていきます。

志望する医学部に必要な偏差値から学習時間を算出し、適切なスケジューリングを行って確実に学習を重ねていくことが重要です。

浪人生の場合

浪人生が最も意識すべきポイントは「受験指導をプロから受ける」点です。

特に、十分な学習時間を確保していたにもかかわらず医学部に再チャレンジとなった場合、プロの視点が欠けていた可能性が高いです。

「どれだけ勉強しても偏差値が上がらなかった」

「科目で得点できていたけど、面接・小論文で得点できなかった」

といった声は、現役合格を逃した浪人生からよく聞かれる反省の言葉です。

努力が成果に結びついていないという非常に惜しい結果になるのは、やはり努力の方向性の問題です。

医学部受験について「きっとこうだろう」というあいまいな推測をもとにした方向性だと、誤った対策を行う可能性も否定できません。

どんなふうに努力すれば成果につながるかを知っているのは、やはり医学部受験のプロ講師です。

再チャレンジにかける努力をしっかりと成果につなげるため、プロに頼るという選択肢を取ることを強くおすすめします。

再受験者の場合

再受験者が最も意識したいのは「学習時間の確保を徹底する」点です。

社会人として、または他学部に在籍しながら医学部受験にチャレンジするときにネックとなるのは、受験生としての生活スケジュールへの切り替えです。

週5日間の会社勤めや大学で講義受講をしていた生活から、毎日10時間以上の受験勉強中心の生活への切り替えは、強く意識して行う必要があります。

多忙な生活を送る再受験者であれば、現在の生活スケジュールを言い訳にして、学習時間を疎かにすることは簡単にできてしまいます。

とは言え、中途半端な学習時間で合格できるほど医学部受験は甘くないことは前述したとおりです。

医学部再受験を決心したら、まずは生活スケジュールを見直すことからスタートしてください。

現役生や浪人生と同様、学習方法や学習時間は医学部受験のプロと相談しながら構築するのがおすすめです。

最も効果的なのは、再受験者の指導経験のある受験指導のプロに相談することでしょう。

プロのアドバイスを参考にしながら、明確な行動計画をもって医学部受験に取り組んでいきましょう。

まとめ

本コラムでは、医学部受験が難しい理由について解説しました。

コラム内容をまとめると次のとおりです。

・医学部は多くの受験生に人気があり、全学部の中でも非常に偏差値が高い

・医学部受験では、医師国家試験合格に求められる努力が問われている

・医学部の特徴を知り、プロの力を借りながら受験対策を行うことが重要

医学部受験を決断することは、人生におけるひとつの大きなチャレンジを決断することです。

医学部合格に向けて全力を注ぐプロセスは、長い人生において非常に価値ある経験と断言して良いでしょう。

決して簡単な道ではありませんが、だからこそ全力で取り組む意味があります。

「全てやりきる」という覚悟で、医学部受験にチャレンジしてみてくださいね。

関連コラム:医学部の偏差値ランキング(私立・国公立)

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この記事の監修者 山崎 敬太

山崎 敬太

筑波大学人間学群心理学類 卒業。

大学卒業後、英語講師として、難関大・医学部・看護学部・看護学校の志望者計300名以上に指導経験をもつ。

その後、小中高生向けキャリア教育事業の施設長として、生徒やご家族へ進路の相談援助を実施。

現在は医学部・看護学部・看護学校受験向けメディアのライターとしても活動中。

医学部や看護学部・看護学校の受験生に向けて、役立つ入試情報等を発信。

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