医学部合格を目指している受験生で、実際に医学部に合格して入学したあとはどんな学生生活が待っているのか気になっている方は多いと思います。

特に医学部は他学部に比べて試験や実習がとても多いため忙しくなりがちといったことを聞いたことがある方もいるのではないかと思います。

このコラムでは、医学部の学生生活は大変なのか?解説します。

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医学部の大学生活は大変か?

結論から言いますと、医学部の大学生活は大変です。

しかし、大変とは言っても学年によりその度合いはまちまちです。

例えば1年生では一般教養科目という医学部専門の授業ではなくどの学部でも受けられるような科目を履修するため実習が少なかったり、試験が比較的簡単だったりするので時間的余裕が生まれやすくなっています。

しかし、学年があがるにつれ実習がある科目が多くなり、試験も専門的な問題が多くなってきて難しくなる傾向があります。

また、学年が上がるにつれて夏休みや春休みといった長期休みの期間が徐々に減っていきます。

医学部の大変なところ

具体的に、医学部はどのようなところが大変なのか紹介します。

実習が多い

医学部に入ると実習のある授業を多く受けることになります。

もちろん大学によっても異なりますが、1年や2年のときには老人ホームに訪問をしたり、看護師体験をするなど医療現場の雰囲気を体験するような実習がある大学が多いようです。

また、2年生のときには解剖学実習という人の体をほぼ半年ほどかけて解剖していくという医学部らしい授業や組織学実習という顕微鏡でスライスされた臓器をみてその形をスケッチする実習もあります。

4年生からは病院実習が始まります。

病院実習では存在する全診療科を数週間程度で回っていき、実際に患者さんの診察をしたり、手術の助手をするなど医師に近いことができます。

ですが、手術などは長い場合は12時間以上かかるものもありますので最悪家に帰るのが深夜になることもたまにあります。

授業が朝から夕方まであることが普通

他の学部では自分の取りたい科目を取れることが多いため朝が苦手な人は午後からの授業を多めにしたり、金曜日に授業を入れないことで毎週3連休にできるなど自由度が高いこともあります。

しかし、医学部では学ぶことが膨大なため1年生から一週間の授業のスケジュールがすでに決められており、毎日朝から夕方まで授業があることが普通です。

部活が大変

他学部の学生とは違い医学部生の多くはゆったりとしたサークルではなく、しっかり練習のある部活に入っている傾向があります。

部活に入らない人というのはかなり少数で、部活の縦のつながりというのは卒業後医師として働く上でも役立つことがありますし、医師同士初対面のときは大学時代何部だったかが話題になりがちで部活に入ることが当たり前の空気があります。

その部活では毎週2回ほど強制の練習があるのが一般的です。

強い部活ですと週4回練習があるところもあるようです。

また、週末は他大学と練習試合をするため遠征をすることも多いため一日がまるまる潰れることも多くなっています。

ですので、学校の期末試験直前ではなかな勉強時間が取れずに苦労することになりますので、日頃から少しずつ勉強を勧めておくことが大事となってきます。

試験が多い

医学部では授業が大量にあるため、その分試験も大量にあります。

多くの試験ではテスト範囲が非常に広く一夜漬けでは歯が立たないことがほとんどです。

また、そんな試験が1ヶ月ほどのテスト期間のうちに多い時期で15個程度あるため全く遊ぶ暇がなくなることもあります。

他学部では落とした科目は来年また履修して単位を取得すればよいことがよくありますが、医学部はカリキュラム上スケジュールが各学年できっちり決まっているため最悪一つ科目を落としただけで留年という可能性もあります。

大変な時期は?

人や大学によっても違ってくるとは思いますが、特に大学四年生になると勉強が忙しくなり、部活でも幹部学年となってマネジメントする立場になるため、忙しくなる人が多いです。

また、勉強についても医学部の4年生は臨床医学という循環器、呼吸器、など実際の医療現場で使うような知識を学習していきます。

臨床医学には相当数の科目があるため1ヶ月間、3日おきに試験がある大学などもありそれぞれの科目の勉強しなければ行けないことも膨大なため勉強漬けになることになるでしょう。

また、それらの試験に合格したとしても、CBTという病院実習にでるために合格しなければいけない試験、簡単に言うと”易しい医師国家試験”のようなものを受ける必要があります。

CBTは1~4年までにならった医学の全範囲が試験範囲なためそれにも相当な準備が必要になります。

上で書いたように医学部に入るとほぼ全員部活に入る傾向があります。

毎年夏には東医体・西医体という医学部生のスポーツ大会がありそれに向けて練習していくため前述したような試験と時期がかぶりがちになり生活が更に大変になりえます。

部活は5年以降で引退できる傾向にあるため、引退すると時間の余裕が少し生まれます。

6年夏以降も医師国家試験の勉強と卒業試験のための勉強に集中するためさまざまなイベントをこなすような忙しさはありません。

それでも魅力が大きい医学部

上に書いたように、医学部では授業や試験、部活などで多忙になりがちです。

ですが、その分実際の医療に関する知識を得られ、魅力が大きいといえます。

また、医師になれれば人の命を助けることができとてもやりがいのある仕事ができますので、その時を目標にすればそこまで苦にはならないかもしれません。

高い学力が要求される医学部受験を経験してきた方なら、この忙しさでもやっていけるでしょう。

まずは受験勉強を頑張って医学部合格をつかみ取りましょう。

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この記事の監修者 さだお

国立大学医学部医学科に在籍。得意科目は循環器学。

【資格】TOEIC 800点。

講師として学習塾でこれまで4年間、医学部や難関大学受験などを目指す高校生50名以上の指導歴を持つ。

医学部受験や医学部の情報に関する記事の執筆や監修を通じて、受験生や保護者に向けたお役立ち情報を発信中。

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