医学部受験でやる気が出ない時に効果的!モチベーションをあげる方法
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「医学部合格に向けて頑張りたいけど、モチベーションが上がらない」
「勉強がなかなか続けられない」
そんな悩みを持ちながらも、医学部受験に向けて努力している人は少なくありません。
このコラムでは、医学部受験のモチベーションを上げる方法、そしてモチベーションを維持する方法を紹介します。
意欲的に学習できるよう、モチベーションの仕組みを理解しましょう。
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医学部受験でモチベーションを保ち続けるのは大変
医学部受験は大学入試に限らずさまざまな選択肢の中でもとても難易度の高い受験の一つです。
幅広い知識や考え方を身につけるため、地道な努力を長期間続ける必要があるのも医学部受験の特徴です。
医学部合格という遠くて高い目標に向かって日々を送る中で、並大抵の覚悟では挫折してしまうこともあると思います。
それほど難しい目標に立ち向かうことになるからこそ「医学部受験をする!」と決断できた自分自身をまずはしっかり認めてあげてください。
最難関の受験だからこそ、目標達成できたときの喜びは何物にも代えがたいことは言うまでもありません。
達成に向けたモチベーション管理の方法を理解して、その喜びを手に入れましょう。
医学部受験のモチベーションを上げる方法
モチベーションについて考えるために大切な医学部受験の特徴は以下の通りです。
◆受験対策は長期戦になる
◆勉強の質・量ともに求められる
◆「医学部合格」そのものがとても高い目標である
以上をふまえ、医学部受験でモチベーションを上げて維持する方法を整理します。
短期目標をきめ細やかに設定する
医学部受験を決断した人にとっての最終的なゴール、いわゆる長期目標は「医学部合格」です。
高校1年生のときに医学部受験を決断した場合、医学部合格とは少なくとも2年以上先にある目標となります。
この長期目標だけをひたすら意識していると、長くて地道な日々の努力へのモチベーションは低下しやすくなります。
このようなモチベーション低下を避けるには日々達成できる目標、いわゆる短期目標をきめ細やかに設定することが大切です。
短期目標を設定することで、地道な勉強の中にも小さな達成感を味わうタイミングが増えます。
長期目標に少しずつ近づいていることが分かること、そして成功体験を味わうことがポイントです。
この達成感と成功体験こそ、モチベーションを維持する最も効果的な方法です。
医学部受験における短期目標の例としては以下のようなものが有効です。
○月×日:数学演習問題を10問解き切り、自分の言葉で解説できるようになる
○月□週目:英単語を50個覚える、小テストで95%得点する
△年○月模試:英語・数学で75%、他科目で70%得点する
できるだけ具体的な数値を盛り込み、客観的に達成を感じることができるようにしてください。
短期目標を日々達成することが、モチベーションを高く維持するための一つ目のポイントです。
努力を言語化して共有する
医学部合格のための受験勉強は、ただ同じことを繰り返す学習だけでは十分ではありません。
暗記だけでは解けない問題が合否を分けるからこそ、応用力や考え方の幅を広げるための学習が求められます。
学習の質を上げつつモチベーションを維持するには、努力を言語化して共有することが効果的です。
具体的には以下のような言語化・共有がおすすめです。
◆その日の勉強時間や内容をSNSで投稿する
◆医学部受験を目指す友人と、演習問題や過去問の解説をしあう
「何をやって、何を得たか」を言語化し共有することが達成感を味わう方法です。
さらには「他者に教える」ことが学習内容の定着を促進するので、努力の言語化・共有はさまざまな側面でメリットがあるといえます。
意思決定を自分自身で行う
人は行動に対する意思決定を毎日のように行っています。
どこで勉強するか、いつ勉強するか、どの参考書を使うか、誰と勉強するか…。
例を挙げるとキリがないほど、受験勉強に関しても意思決定の場面が数多くあります。
モチベーションの最大の敵は「他責になること」です。
うまくいかないことがあったとき、その行動が他者の意思で決められていた場合は「あの人の言う通りにしたのに…」「これは自分のせいじゃない」と考えてしまいます。
他者を責めることからは何も生まれず、モチベーションや自発性の低下につながります。
日々の意思決定を自分で行えば、どんなことがあっても「自分が決めたことだ」と考える意識が身につきます。
どんな結果もしっかり受け止め、次のアクションを建設的に考え、自ら意思決定する。
うまくいったときは自分を認めることができ、うまくいかなかったときも原因に向き合い次に生かせるようになります。
この好循環がモチベーションを維持することにつながるのです。
医学部受験をすることを自ら決断したからこそ、その目標に向かうための手段も、さまざまな情報に触れたうえで自ら選びます。
そのような「自ら決める」を忘れないことが、長期戦の医学部受験を最後までやり抜くことにつながります。
まとめ
このコラムでは、医学部受験におけるモチベーションについて整理しました。
医学部受験は高い目標に向かうためのモチベーション管理を含めて最難関とされています。
「自分の機嫌は自分で取る」というスキルを身につけることが、最難関の目標を達成することにつながることを理解して、医学部受験に臨んでください。
モチベーションアップや、維持に悩んだら、コーチング付きの通信講座を活用するのもおすすめです。
アガルートメディカルでは、プロのコーチに日々の学習を指導・サポートしてもらえます。※ライトコースの場合は除く
やる気が出ない時に励ましてくれるコーチがいるので、モチベーションを維持した状態で医学部合格を目指せます。
上記で紹介したような短期目標の設定をコーチと行うのもいいでしょう。
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筑波大学人間学群心理学類 卒業。
大学卒業後、英語講師として、難関大・医学部・看護学部・看護学校の志望者計300名以上に指導経験をもつ。
その後、小中高生向けキャリア教育事業の施設長として、生徒やご家族へ進路の相談援助を実施。
現在は医学部・看護学部・看護学校受験向けメディアのライターとしても活動中。
医学部や看護学部・看護学校の受験生に向けて、役立つ入試情報等を発信。