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医学部受験におすすめの化学の参考書3選

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「医学部受験の化学の対策は、何から始めればいいの?」という悩みは、医学部受験に向けた第一歩を踏み出すと必ず通る道です。

医学部受験に必要な化学の力をつけるためには、教科書や過去問だけでなく、適切な参考書を選ぶことが大変重要です。

このコラムでは、医学部受験の特徴をふまえた化学の参考書選びの基準、そしておすすめの参考書をお伝えします。

自分に合った参考書選びをして、医学部受験の成功に近づきましょう。

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医学部受験における化学の重要性や特徴

医学部受験における化学の重要性を、医学部受験の特徴から確認しましょう。

配点が低いからこそ効率が重要

各大学の化学の配点率を確認します。

国公立大学医学部では化学の配点が15%程度、私立大学医学部ではばらつきはあるものの10~25%程度を占めています。

◆主要大学医学部入試における化学の配点と割合

大学共通テスト(配点/満点)個別学力試験(配点/満点)化学の配点率
京都大学25/250150/1,00014.0%
金沢大学50/450150/1,05013.3%
東京慈恵会医科大学100/40025.0%
日本医科大学100/1,00010.0%

※「理科2科目」配点の50%で算出

「それほど配点は高くないのでは?」と感じる方も多いでしょう。

しかし、だからこそ化学の得点が合格に直結すると言っても過言ではありません。

多くの医学部においては英語・数学の配点が高いことから、2科目の対策に多くの時間を割くことになります。

その結果、化学の十分な対策をできずに受験に臨み、合格まであと少しの得点を化学で上乗せできなかったというケースもみられます。

配点率が低いからこそ、効率的に十分な対策をする必要があるのが医学部受験における化学です。

限られた時間を有効活用して化学をマスターするために、参考書を使った化学の学習がとても重要です。

「理屈」にフォーカスした対策が必須

難関といわれる医学部受験においては、丸暗記だけでは解けない問題が多く出題されます。

医学部生になる適性を問われる受験において、化学では「なぜそうなるか」を言語化できるかどうかを試されています。

「なぜFeやNiは不動態になるのか」

「ファンデルワールス力はなぜ生じるのか」

このような理屈を知ることが大切です。

化学事象名の知識も必要ですが、その裏にある「理屈」を言語化できることが医学部受験に必要なスキルです。

そのため、教科書レベルの学習に加えて、理屈を知って説明できるようになる対策が不可欠となってきます。

医学部受験における化学の参考書の選び方のポイント

医学部受験における化学の重要性をふまえ、参考書選びのポイントを整理します。

効率的に学習するため、3つのポイントで参考書選びを行いましょう。

最新の入試傾向に対応している

日常生活に密接にかかわる化学は、日々新たな研究によって出題傾向が目まぐるしく変化しています。

例えば、新たに発見された元素や発見過程、化学反応を用いた新たな日用品や工業用品などは出題されやすいといえます。

そのため、過去問の傾向だけにとらわれない対策が必須です。

最新の入試傾向や情報を網羅した参考書が、効率的な化学の対策にはぴったりです。

現在のレベルや得意不得意に応じた学習ができる

限られた時間で医学部合格レベルに得点力をつけるには、1ページ目から読み進めるタイプの参考書は不向きです。

化学へ必要以上に時間を割いてしまうことで、入試の総得点に影響を及ぼす可能性があります。

医学部受験の化学では、教科書レベルの理解ができたうえで苦手な単元や出題形式をピンポイントで対策する勉強法がおすすめです。

必要な情報を吸収しやすい、読み飛ばし可能なタイプの参考書が効率的な化学の対策につながります。

化学の「辞書」として使える

医学部受験の化学では、単元の垣根を超えた複合問題がよく出題されています。

ある1問から多岐にわたる単元の知識や解法を問われることが特徴です。

この出題を英語で例えるなら、長文読解問題といえるでしょう。

そして、長文読解の復習のときには必ず辞書を用意するかと思います。

化学においても同様で、複合問題の復習に「辞書」代わりのものがあることでスムーズなインプットが可能です。

「問題自体に正答はできたが、説明できない言葉が出てきた」ということは過去問を解く中でよくあります。

正答できると復習を忘れがちですが、そういった単語や理論こそが次の入試で出題されるといえます。

気になった化合物や化学反応、もう一度確認しておきたいと思った理論などをすぐに確認できる参考書を一冊持っておきたいところです。

医学部受験におすすめの化学の参考書

上述のポイントをふまえ、おすすめの化学の参考書を紹介します。

どれも医学部受験の成功にグッと近づける参考書です。

大学受験Doシリーズ (理論化学・無機化学・有機化学)

大学受験Doシリーズ

医学部受験対策をスタートさせるとき、まずは確認しておきたい参考書です。

単元ごとにシリーズ化されているので、必要な単元のものだけ用意するのもおすすめです。

現役の化学講師が最新の入試傾向をふまえて解説を展開しているため、化学で得点するための力をスムーズに獲得できます。

化学の参考書の中では丁寧な解説になっているので、現時点で化学に自信がない人でも活用できる参考書です。

化学の新研究

化学の新研究

化学を得点源にするため「化学事象の理屈をもっと知りたい」という人におすすめの一冊です。

参考書の中でも解説文が特に充実していることが特徴的で、化学の理解をとにかく深めるのに最適です。

「なぜそうなる?」を何度も深めて解説しているため、読むだけで化学に必要な思考力が自然と身につきます。

まさに医学部受験に必要な対策そのものを同書では実践できます。

注意したいのは、基礎を復習したり丁寧にポイントを学んだりするには同書は向いていません。

難関大学や難関学部の受験に主眼を置いた参考書なので、基礎力を身につけたうえでプラスアルファを目指すときに効果を発揮します。

共通テストの模試などで平均80%以上の得点力に到達したときが、同書を活用するタイミングの目安です。

化学チャート式 新化学

化学チャート式 新化学

過去問や模試を繰り返し解く実践のタイミングで手元に置いておきたい一冊です。

1ページ目から順に読み進める必要はなく、苦手なところや気になったところをピックアップして熟読できることが特徴です。

また、必要な情報にスムーズにたどり着ける「辞書」としての機能も兼ね備えています。

過去問や模試の復習をスムーズに、そして効果的にサポートしてくれます。

加えて、単元ごとの問題や入試の枠にとらわれないコラムが豊富にあります。

知識をインプットする過程で、アウトプットできる知識として定着させることができているか、他の化学事象と関連づけて理解できているかを把握しながら学習できる参考書です。

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この記事の監修者 山崎 敬太

山崎 敬太

筑波大学人間学群心理学類 卒業。

大学卒業後、英語講師として、難関大・医学部志望者300名以上に指導経験をもつ。
その後、小中高生向け早期キャリア教育事業の施設長として、生徒やご家族へ進路の相談援助を実施。

現在は医学部受験向けメディアのライターとしても活動中。医学部受験生に向けて、役立つ入試情報等を発信。

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